仕覆の仕立ていたします
お客様ご愛用の茶碗・茶入・棗・香合や、徳利・ぐい呑みなどに
仕覆をつけてみませんか。
古美術桃青では、古裂を使った仕覆の仕立てをお引き受けします。
受注から完成品のお引渡しまでの手順は次のとおりです。
お問い合わせはメールまたは電話でどうぞ。
名物裂の大黒屋金襴で仕立てた茶入の仕覆
受注からお引き渡しまで
- 仕覆をつける品物を当店にご持参いただきます。
※事故防止のため、宅配便による品物のお持ち込みはご遠慮ください。 - お客様のお好みをお聞きしながら、品物に合った裂(表・裏)・締め緒の取り合わせを決めます。
※使用する裂はお客様がお持ち込みになっても結構です。
※箱の空きスペースが少ない場合、お引き受けできない場合があります。
※品物はお引き渡しまで当店でお預かりします。 - 仕立て作業。
※仕立て作業は当店で行います。締め緒は京都の伊藤組紐店のものを使います。 - 完成しましたらお客様にご連絡し、当店まで受け取りに来ていただきます。
仕立代
仕立代は当日ご相談させていただきます。
茶碗の場合、通常35,000円から50,000円ですが、使用する古裂の種類によって代金が変わることをご了承ください。
マキ仕覆教室生徒募集
茶碗・茶入・ぐい呑みなどの仕覆を縫ってみませんか。
本格的な仕覆の縫い方をお教えします。採寸、型紙づくりから始めますが、全員一斉に同じことをやるのではなく、各人のスピードに合わせて個人指導をいたします。
やる気と根気のある方なら、不器用な方でも大丈夫。
完成するまでていねいにお教えします。
募集要項
開講 | 毎月第1・第2・第3水曜日、第1・第2・第3日曜日、第2土曜日 |
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時間 | 各回13時~17時 定員各回12名 入会随時 |
費用 | 入会金:5,000円(税込) 指導料:10,000円/回(税込) |
品物 | 茶碗・茶入・ぐい呑みなどの仕覆をつける品物は各自でお持ちいただきます。 |
材料費 | 実費 裂:各人でお持ちいただくか、マキ仕覆教室の古裂コレクションを使用。 組紐:京都・伊藤組紐店製の締め緒を当方であらかじめ準備します。 和紙:底に使用する和紙(広瀬和紙)は当方であらかじめ準備します。 真綿・綿:当方であらかじめ準備します。 |
指導 | 冨永眞喜江 竹山佳佑 中村千尋 渡邉奈緒子 小野里秀美 |
教室 | 東京都中央区銀座1-8-2 銀座プルミエビル8F アクセス:JR有楽町駅、東京メトロ銀座一丁目・銀座・京橋駅、都営地下鉄浅草線宝町駅。 銀座四丁目交差点から徒歩7分。 |
連絡先 | 古美術桃青 TEL:03-6228-6566 |
作製過程と時間 | 仕覆は大まかに下の過程を経て仕上げられます。仕上がりまでの時間は各人のスピードによりますが、最初は6回程度はかかると思います。 (採寸→型紙づくり→仮縫→修正→裏地裁断・縫製→表地裁断・縫製→表・裏接着→綿入れ→表・裏仮とじ→締め緒つがり→脇、星止め→仕上げ) |
ご用意いただくもの
各自ご用意いただくものを列記します。ただし、最初から全部用意できなくてもかまいません。
当分は当方のものを使用し、順次そろえていただければ結構です。
◆仕覆をつける品物 基本的なつくり方を覚えるために、最初は茶碗のような碗形のもので高台の直径が3cm以上のものが望ましい。
◆筆記用具(鉛筆と消しゴム)と、メモ用紙かノート
◆針と針山 針は特殊なものを使いますので、当方で用意します。待ち針は各自用意してください(針の細いもの)。
◆指貫
◆糸切り鋏
◆紙切り鋏
◆裁ち鋏 裁ち鋏はお持ちいただいても、当方のものを使用していただいても結構です。
◆定規 透明な材質でつくられた目盛30cmのもの。
◆三角定規 角が0cmになっているもの
◆コンパス
◆縫い糸・仮縫いに使用する手縫い用の絹糸(何色でもよい)
・絹のしつけ糸(白)
・木綿糸(50番くらいの白)
・本縫い用の糸(裂に合わせますので、個別に後日決めます)
◆チャコペン
◆カッター
◆クリップ
◆ニッパー
◆和糊(ヤマト糊)
◆糊を薄めるときに使用する板(かまぼこ板のようなもの)と箆(へら)
※敷板用のボール紙、型紙用の紙、採寸用の紙テープ、仮縫い用の布、アイロン、コテなどは、 当方のものを使っていただきます。
冨永眞喜江履歴
1991年
アンティーク目黒の仕覆教室で、門脇旭包先生の指導を受ける。
1992年
門脇先生死去により、高弟の月岡京子、水木愛子両氏の少人数精鋭主義の指導のもと、プロになるための特訓を受ける。50個縫えば一人前と言われる。
1995年
50個縫製の目標に到達。
2017年
縫製個数500個を越える。